2008.06.30

ライカビット症候群

A03 ライカビット症候群。あると思います。無性にライカビットが欲しくなる病気です。しかし財布が許さない。だってあんなカメラ底部に付けるだけのものが、新品でも中古でも十数万するんですから。質量に対する値段が宝石なみです。

しかも色々とルールがある。昔のM型用ライカビットはMPか改造してあるM3かM2にしか付かない。現行品のライカビットはモータードライブ用のギアと連結する方法ですので、M4-2以降の機種なら取り付け可能。M4とM5は基本付かない。M5は特に底蓋の形状そのものが違う。M4MOTには付くのかなあ?

A04 ライカビット症候群の処方箋はあります。一番の近道はエイブラハムソンとか言う人が作った非純正品を使うことです。以前レモン社の広告に出ていたけど、今もありますかねえ。5万円くらいだったと思います。使った人曰く、やっぱり純正のライカビットの方が心地よいと言うことです。

もう一つの近道は、一応ライカを使うと言うことでライカピストルにすることです。M型用のライカビットよりは安くつきますが、バルナック型ライカは大きさの種類も多いですから、ライカピストルの種類も多い。購入の際にはご注意を。特にボディーナンバー159000より前の機種はカメラ自体に改造が必要です。それからトリガーが折り畳めないので、取り付けたらカメラがゴロンゴロンして置き所に困ります。A02

遠回りとしては、ライカビット以外のトリガー巻き上げのカメラを見つけることです。これだったら結構、安く、効果も高い。

有力候補としてはコシナのトリガーワインダー。現行品で2万円そこそこで購入できます。それには当然、フォクトレンダー、ベッサを買うか、持っていないと駄目です。

ライカビット症候群の麻酔として最も格好いいのがCANONのレンジファインダーカメラ、VTとⅥTです。このTはトリガーのTで他のVLやⅥLは通常のレバー巻き上げです。A05 マウントはライカLマウントですので、ライカレンズの資産を生かせます。ⅤとⅥは何が違うかと言えば、主にファインダーとシャッター速度ダイヤルで、Ⅵはパララックス補正がつき、シャッター速度が持ち上げるて指標を合わす方式からただ回すだけで良くなりまた。完全にバルナック型を遙かに超え、M型ライカと良い勝負をしています。このトリガーレバーの底蓋は固定されていて取ることは出来ません。これ以前のバルナック型タイプのCANONには取り外すことの出来るトリガーワインダーがありました。ライカピストルのようなものではなく、ライカビットを小さくしたようなものです。ある意味そちらのバルナック型CANONの方がライカビットに近いかもしれません。

007 処方箋の最右翼としてはリコー35S、リコーS2です。他にも色々な名称であります。これまでのような真横に引くタイプではなく、レバー巻き上げのように円を描くのですが。これが結構やみつきになります。なかなかカメラのスタイルも格好良く出来ています。

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2008.05.12

ライカではないのですが、フォクトレンダーのビテッサです

Vitessa01_3 フォクトレンダーのビテッサ買いました。正確にはビテッサLという機種で、ちょうどライカM3が発売になったと時に登場したモデルです。ジャンル的にはスプリングカメラにはいると思われますが、ちゃんとレンジファインダーも付いてます。このビテッサLはフォクトレンダーが製造したスプリングカメラの最終機種で、露出計を外したビテッサⅢもセカンドラインであります。フォクトレンダーのレンジファインダーの最高機がプロミネントなら、ビテッサはスプリングカメラの最高機でしょう。大変プリミティブでさわって楽しいカメラです。

Vitessa02_3 特徴はプランジャーと呼ばれる煙突のような突起物です。これを押し込むことでシャッターチャージとフィルムを送ります。ビテッサの初期型はプランジャーを押し込む力を少しでも軽くしようと巻き上げの際フィルム圧板が後退する機能が付いてました。

蓋を閉じると、右のようになります。プランジャーも畳めます。開くときはシャッターボタンを押します。この時勢いよくプランジャーが伸びますので手で押さえてゆっくりのばした方がよいようです。レンズ部もガコっと勢いよく飛び出しますので手で押さえてゆっくり出します。これ、すべてのスプリングカメラの基本なり。

右側の真ん中にある窓がフィルムカウンターです。これがくせ者で、フィルムを交換する際にニコンFのように底蓋と側面がすべてはずれますが、この時にフィルムカウンターをいじっておかないと後から外部から操作する術がないのです。

Vitessa03 背面です。左側の丸窓がファインダーでちゃんとパララックス補正する優れもの。ファインダーの見えはM型ライカに比べると劣る。バルナック型ライカのようなもの。でも測距は一眼式です。

真ん中右よりにあるダイヤルが、ピント調整です。一番右側の丸ボタンは下記の露出表示板の切り替えダイヤルです。

Vitessa04_2 右写真が上からのものです。上記したピント調整リングを回すとアクセサリーシュー右の丸い円盤が回って距離を表します。被写界深度も教えてくれます。右側が露出表示板です。セレンで電池は不要です。ビックリしたのは今でも生きていたと言うことです。まあだいたいですけど。上記した切り替えダイヤルでフィルム感度対応したA~Fの表示に切り替えます。後は指針が示して数字をシャッター部に移します。フィルムの巻き戻しは底面にあります。

Vitessa05 レンズ部です。下部に数字が並んでいますが、ココの指標を露出計の数字にあわせます。いわゆるライトバリュー方式というやつでこの時代にはやったものです。要はこの数字さえあわせておけば、絞りとシャッタースピードが連動します。シャッタースピードを動かせばそれに吊られて絞り値も変化します。

ココでの写真はいろいろなビテッサのもを使っていますが、レンズはカラースコパー50mmf3.5、f2.8、ウルトロンf2です。シャッターはシンクロコンパー。セルフタイマーも付いてます。レアものとしては、円形絞りのレンズが存在します。

これはとても楽しいカメラです。いろいろな機能が付いてます。さすがに世界最古のカメラメーカーが乗っている時期に作ったカメラだけある。一眼レフからライカを使ってみたときと同じようなインパクトがありました。おすすめします。次はレチナⅢCに行かないとね。

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2007.06.11

ズマロン(summaron) 35mm f2.8

Summaron_01 ズマロンf2.8です。ズマロンは35mmしかありませんが、f3.5とf2.8があります。一番古いズマロンはバルナック型ライカ用のスクリューマウントでズマロンf3.5です。その次にLマウント、Mマウント両方で製造されたズマロンf3.5、最後にf2.8のズマロンです。ライカのレンズの中では最も廉価ではないでしょうか?

ライカの精密感を語る上で知っておかなくてはならないのが、M3の巻き上げフィーリングとズミクロン8枚玉、スーパーアンギュロンf3.5、エルマリート28mmの初期、そしてこのズマロンf2.8の無限遠ロックのパチッと感ではないか。これらのレンズの中でズマロンは最も低価格でその精密感が体験できる。しかも鏡胴はズミクロン35mm8枚玉と共用である。実際ぱっと見るとズミクロンと見間違えます。廉価と言っても例外もあり、Lマウントのズマロンf2.8は製造本数が少ないのでチョット高めです。

今回取り上げるこの通称メガネ付きズマロンはM3用として発売された。M3には35mmフレームがないため、メガネ効果で50mmフレームを35mmフレームにしてしまう優れものだ。M3用だからと言ってM2以降にも使えないことはなく、ちゃんと使える。当然50mm枠を35mmにするのだ。気を付けなければならないのは、メガネなしのM3用で、おそらくM3に35mm外付けファインダーを付けることを前提に作られたもの。これは50mmフレームを35mmしてくれるメガネがないので、M2以降に付けると50mmフレームが出てしまう。これでは如何と当時のライツもその後ちゃんと35mmフレームが出るズマロンも作っている。これはズミクロン35mmにも言えること。

特にこのMマウントのズマロンf2.8の中でも、写真のようなメガネ付きはメガネなしよりも安い。メガネが付いて高いのかなと思うけれども安い。これはすべてのライカレンズにいえることで、ズミクロン35mmの8枚玉、デュアルレンジ・ズミクロンもメガネ付きは安いのである。

理由としてはせっかくM型ライカの綺麗なファインダーをメガネ越しに湾曲してみたくない向きと、メガネ自体の状態が悪い場合が多い。確かにメガネを付けると周辺部はかなり乱れますし、メガネのコンディションが悪いものが多い。曇っていたり、バルサム剥がれがあったりしているものはかなり多い。特にメガネの物理的なズレは測距に影響するので厄介です。安いと言ってもライカの中での話で、正気に戻ると高いですから購入には慎重に。

※メガネ付きレア情報

通常、メガネなしのものは最短撮影距離が0.7mですが、メガネ付きは0.65mと5センチ短い。これはズミクロンのメガネ付きにも言えます。メガネ付きでも190万台の中には0.65の刻印のないものもある。しかし0.7mを超えてちゃんとレンズは繰り出せ、0.65mまで写る。

スクリューマウントのズマロンf2.8、ズミクロンはレアだからと言ってMマウントのリングを外したものが売られていたりする。ズマロンで言えば200万台にML兼用があり、200万台をすぎるとM用のみとなる。見分けのコツは、ちゃんとマウント取り付け指標(赤いボッチ)があるかないか。あるものは本物のスクリューマウントもの、無いものはリングを外したもの。リングを外したもので適正に安く売っていることがあるが、M3用のメガネ付きから外したものはバルナック型ライカではちゃんと測距出来ない。この場合距離指標に0.65mがあればM3用。無くとも0.7mで止まらず行き過ぎるのもM3用である。これらのことはズミクロンのメガネ付きにも言える。

160万台のパープルコーティングは特に写りがよいとされ、同じズマロンの中でもズミクロン並みで取り引きされている。

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2007.04.22

こんなもの知ってます?ライカ・アクセサリーOSBLO!

Accessory_osblo こんなもの知ってます?ライカのアクセサリーなんですが、OSBLOって言いますが、ライカのスクリューレンズのアクセサリーなのです。

これ実は、ライカのレンズを望遠鏡にするアクセサリーなのです。レンズの後端にねじ込むとライカLマウントのレンズが望遠鏡に早変わり。使用可能レンズは50mm、90mm、135mmです。

M型用のものは出ていないのが残念ですが、Lマウントで販売をやめてしまったのは、売れなかったからでしょう。しかし、考えてみればLマウントのズミクロンなぞで望遠鏡とはずいぶん贅沢な設計の望遠鏡と言うことになります。一度使ってみることをおすすめします。ちなみに、50ミリレンズで3.5倍、90ミリレンズで6倍である。使ってみるといかんせんスクリューマウントと自体古い設計のレンズなので、まあこんなものか、と言う感じです。しかし、ライカレンズを直に目で見るのはレンズチェックに使えるかもしれない。

M型用のテレスコープはないのにR型はあります。14234と言われるアクセサリーです。

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2007.03.28

ライカを買おう 完成に近づいています。

ライカの解説サイト、ライカを買おう、が完成に近づいています。なかなかいい出来ですので、一度訪れてみてください。

バルナック型ライカのフィルムの入れ方や、M型ライカとバルナック型ライカの距離計調整法なども載せてあります。

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2007.03.15

エルマーの謎

ライカと言えばズミクロン。チョット昔の人なら、ライカと言えばエルマーと答えるはず。

Nobu_3 エルマーと言ってもたくさんあり、大きく分けると、Lマウント:エルマーf3.5、赤エルマーf3.5、エルマーf2.8。Mマウント:エ ルマーf3.5、f2.8。と分けられる。あくまで大きく分けたわけで、その中にバージョンはある。

今回はエルマーらしいエルマーである、Lマウントのf3.5の謎に迫ってみる。 写真にもあるように、ノブの裏に番号が振ってある。この写真に写っているのは3である。俗に鏡胴番号と呼ばれるもので、知っている人は知っているが、知らない人は知らない。

この番号は0から7まである。

0~3はカスタム鏡胴で、初期の距離計に連動しないバルナックのC型レンズを0マーク対応(距離計連動)に改装したものである。この番号は色々な鏡胴が存在し、中には赤エルマーにもある。

はバルナックⅡ型の頃のエルマー。ニッケルでピントノブが1周する全回転である。ピントノブにノッチが無く、無限ロックは出来ない。内部に特徴があり、ヘリコイドがガタつかないように一部をえぐって板バネで押さえるように工夫されている。最も手間のかかるえるまーだったといえる。エルマーらしいエルマーは4番のことを言うらしい。

はⅢ型やスタンダード型の頃。ニッケルで全回転。無限遠でロックが出来るようになった。4番の板バネはなくなった。の全回転タイプは一部のM型に使うと、ピントノブがボディーのレバーに引っかかって使えない。

は戦前戦後に最も多く見られるエルマー。クロームとニッケルメッキ。ピントノブは半回転になった。

は6と並び多く見られる。ほとんどがクローム。赤エルマーは6,7番にまたがる。

とエルマーは鏡胴番号だけでもたくさんバリエーションがある。あなたのエルマーは何番だろうか?ちなみに参考にした本は、ライカレンズ完全ブックである。

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2007.02.06

バルナックライカ フィルムの入れ方

バルナック型ライカのフィルムの入れ方。どういったふうにやってます?よく知られているもので。

①定石通りフィルムをカットして入れる。

②テレカのような薄いカードを使う。

③シャッターをタイムにしてレンズをはずして行う。

ですよね。③は知らない人も多いでしょうが、テレカを忘れたときなどによいでしょう。

どうしてこんな入れ方をしなきゃならんのかと知らない人に申しますと、バルナック型ライカには裏蓋がない、この一言につきます。裏蓋がない、開かないとなるとフィルムをズルズルとのばした状態でフィルム圧板とフィルムアパーチャーの間に滑り込ますんですが、これがすんなり定位置にいかない。フィルムアパーチャーの上枠にフィルムが引っかかるんですねえ。裏蓋が開くとこんなことは絶対に起こりません。

だからフィルムが引っかからないようにテレカなんぞで引っかかる枠を塞いでフィルムを滑り込ましたり、カットしてフィルムレールにちゃんと乗るところまで切ったりするんですねえ。

やっかいなのは、①のフィルムカットの方法で、ライカ純正のフィルムガイドなどがないとちょっとつらいです。形なしでハサミで上手に切ってもよいのですが、下手にササクレなどを作るとカメラ内で切れたりして怖い。でもちゃんと切ったものであれば、この方法が一番フィルム交換が早い。

私は②のテレカが一番いいです。テレカみたいな薄い硬質のカード。これでトラブルがあると言う人もいますが、私は一度もありませんし、周りでも聞いたことがない。ただね、町中でやってると、時々「あんた、なにやってるの?」って顔をされます。

③はテレカを忘れたときに使います。タイムにしてレンズをはずしシャッターを切る。そうするとマウント面からフィルム圧板丸見え。当然フィルムを入れる際にはフィルム枠の引っかかりも丸見えで、手で引っかかっている所を直してやればいいだけのこと。レンズを外さなきゃならんとこだけ面倒くさいです。

ほかになんかいい方法あります?ニッカを使うとかは無しですよ。

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2007.01.19

デュアルレンジ・ズミクロン

デュアルレンジ・ズミクロン50㎜。通常はふつうのズミクロン50㎜(Mマウント2代目、1代目は沈胴のズミクロン)と同じ1メートルまでの撮影範囲であるが、アタッチメントのメガネをレンズにつけると、45センチまでよることができる。世代的には2代目ズミクロンと位置づけることができる。

結構、穴場のレンズである。なぜなら、あんなこった作りなのに、ふつうのズミクロン50㎜より安いからである。単に製造本数が、少ないからに起因しているが、接写もできて(といっても45センチまでであるが)、使っていて楽しいのに値段が安い、うれしい限りである。

バリエーションは2タイプあり、距離環ローレットが前期型は細かく、後期では荒い。これは通常のズミクロン50㎜と同じである。アタッチメントのメガネも前期型はライツのロゴに囲いがあるのが前期、無いのが後期である。このメガネの前期・後期が付いているレンズの前期・後期と入れ違っているものが結構あるので、購入の際には注意が必要である。、またメガネが付いていないこともある。

このデュアルレンジ・ズミクロンが通常のズミクロンよりも値段以上に優れている点は、光学的にズミクロンよりも焦点距離がより正確なものを使用している点にある。ズミクロン製造工程途中でよりよいものをデュアルレンジ・ズミクロン用に加工したのである。45センチまでよるのだから、より正確なフレームにするためなのだろう。

これぞお買い得、ズミクロンである。この2代目ズミクロン(デュアルレンジ・ズミクロンはこの2代目ズミクロンと全く同じ光学設計である)のアサヒカメラのニューフェース診断室での解像度レコードは未だに破られていない。あのレンズの帝王・ツァイスのプラナー50㎜より断然上である。まさに50㎜レンズの神なのである。

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2007.01.17

ライカM8が出た。

遅ればせながら、ライカM8が出ました。デジタルでしたねえ。

M4が行き着くところまでいって、はみ出したって感じです。巻き上げレバーがないのは特に遺憾です。トップカバーのロゴなしもM6に戻ってしまった。記念モデル乱発の予感がします。センサーサイズもフルサイズでないのもいけない。ライカ50㎜神話が崩れてしまう。

勝手な予想ですが、M5が出てから人気がなかったからM4-2が発売されたように、フィルムに戻ってM7-2なんて出るかもしれません。

デジカメってデジタルなのに正直ナマモノですから、50ウン万ってのはいけません。うんと安くすればいいのに。それなら買う気も起こるんですがねえ。

誰もが希望するのは、せっかく昔のM型も裏蓋がパコパコ開くんだから、底だけ交換できるデジタルモジュールが欲しいものです。

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2006.09.02

ヘキサーRFってどうなの?

コニカ・ヘキサーRF。これぞM8であるぞと思ったが、なかなかどうして当たりはずれがある。ハズレというのは、距離計の狂いやすい個体のことである。

ヘキサーRFにも前期型と後期型がある。レンズ脱着ボタンに不用意にボタンを押さないようにカラーが付いたのが後期型で、付いていた無いのが前期型である。そのうち後期は当たりが多いと言われている。

私のヘキサーは見事にはずれてしまった。距離計が無限で狂い。直し。今度は縦像が狂い。直しの繰り返しである。とくに縦像はちょっと小突いただけでガタンとずれる。鞄に入れて持ち運んでいたら、ファインダー部分がカタカタと何かがはずれた音がする。そしてまた修理に出す。こう言ったことを4、5回繰り返し、いい加減にしろと返品を願い出たが、メーカーはもう一度しっかりと直すから様子を見てくれ、と修理され帰ってきた。

なるほど今度はいい感じである。メーカー曰く、ファインダーレンズの接着がしっかりされていなかったのことである。とはいえ、明らかにコニカミノルタの修理ミスである。カメラ事業から撤退したからといっても、いい加減では困る。

しかし、しばらくするとまた縦像が狂い始めた。念入りに修理して1ヶ月も開かずしてである。今度こそ返品すると先日モノを送った所である。今は原因を調べるため調査中とのことであるが、こちらは度重なる修理の連続で、実際にヘキサーが家にあるよりも修理所にある時間の方が長いかもしれない。こちらとしてはすぐに返品を希望しているのにメーカーは直るかどうか調査する。これはいかがなものか?これだけ入退院を繰りかえしているのに、直った所で元の木阿弥である。このメーカーの対応に憤る毎日である。

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