2008.07.15

ライカではないのですが、レチナです。

Retina2c ライカではないのですが、レチナです。特にレチナ2cです。cは小文字です。(メルマガの文字化けの関係で英数字であるべき所で、アラビア数字を使っています)

レチナにはいろいろとタイプがあり、中古市場で最も人気が高いのが3C(写真2枚目)です。Cは大文字で、別名、大窓なんて呼ばれています。

Retina3c_2 レチナを簡単に説明しますと。ジャンルはスプリングカメラです。蛇腹を利用して、使わないときは3枚目の写真のようにコンパクトになります。1型は距離計の付いていない目測式のもの、2型は距離計付き、3型は2型にセレン露出計をつけたものです。

すべての型に共通のマイナーチェンジがある。ただのレチナ2だったら、ノブ巻き上げ。レチナ2aだったら、レバー巻き上げ。cが付いたら、下部レバー巻き上げのレンズ交換できるタイプ。Cが付いたら、cに35㎜、50㎜、80㎜のブライトフレームが付いたタイプです。他にもbやsとかありますが、まあだいたいこんな物です。

Retina2c_3 ここで取り上げたレチナ2cは、スプリングカメラの完成系ではないでしょうか?3Cは人気が高いですが、セレン受光部がゴテゴテした感じで、当然露出計の精度も心配です。ライカを始めクラシックカメラが好きな人は露出計なんていらない、なんて人が多いんじゃないでしょうか?

2C(4枚目写真)もありますが、数が少なく、スタイリング的にも野暮ったく2cにはかないません。3c、3Cと2cの差を決定付けるのはレンズです。3型にはクセノンかヘリゴンの50ミリF2が付いていますが、2型のクセノンF2.8がそれよりも高性能なのです。F値が1段暗いので、解放では当然F2.8の方がいいに決まってはいますが、F5.6位の勝負でもクセノンF2.8の方がすばらしいんじゃないでしょうか?

Retina2c_2 この2cの描写をみて、中古カメラ本をたくさん出版している赤瀬川原平が、ライカレンズ以来の衝撃があったなんて書いていましたが、私も衝撃を受けました。ライカレンズといってもズマールなどではなく、赤エルマー、ズミクロンといい勝負かも知れません。何より値段が安い。最も安いライカレンズが買える値段(2、3万)で、買えてしまう。

感触もなかなかよく、ピントレバーのスムーズさや巻き上げもいい感じです。バルナック型ライカのように境目がよくわからんファインダーではなく、2cでも50ミリのブライトフレームはあるので、パララックスに注意すれば使いやすい。大窓では採光窓を設け、よりハッキリしたフレームである。

このほかレチナのいいところは、素人でも簡単にトップカバーがはずれて、ファインダークリーニング、距離計調整がしやすい(距離計調整については色々なサイトがある)。そして何より使いやすい。蓋が横に開くので、左手グリップがしにくい向きもあるが、慣れてしまえばハンディーカムの要領でホールディングすれば安定感抜群である。以前書いたビッテサもそうだがスプリングカメラ特有の気を遣う箇所がこのレチナには無いのである。

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2008.06.30

ライカビット症候群

A03 ライカビット症候群。あると思います。無性にライカビットが欲しくなる病気です。しかし財布が許さない。だってあんなカメラ底部に付けるだけのものが、新品でも中古でも十数万するんですから。質量に対する値段が宝石なみです。

しかも色々とルールがある。昔のM型用ライカビットはMPか改造してあるM3かM2にしか付かない。現行品のライカビットはモータードライブ用のギアと連結する方法ですので、M4-2以降の機種なら取り付け可能。M4とM5は基本付かない。M5は特に底蓋の形状そのものが違う。M4MOTには付くのかなあ?

A04 ライカビット症候群の処方箋はあります。一番の近道はエイブラハムソンとか言う人が作った非純正品を使うことです。以前レモン社の広告に出ていたけど、今もありますかねえ。5万円くらいだったと思います。使った人曰く、やっぱり純正のライカビットの方が心地よいと言うことです。

もう一つの近道は、一応ライカを使うと言うことでライカピストルにすることです。M型用のライカビットよりは安くつきますが、バルナック型ライカは大きさの種類も多いですから、ライカピストルの種類も多い。購入の際にはご注意を。特にボディーナンバー159000より前の機種はカメラ自体に改造が必要です。それからトリガーが折り畳めないので、取り付けたらカメラがゴロンゴロンして置き所に困ります。A02

遠回りとしては、ライカビット以外のトリガー巻き上げのカメラを見つけることです。これだったら結構、安く、効果も高い。

有力候補としてはコシナのトリガーワインダー。現行品で2万円そこそこで購入できます。それには当然、フォクトレンダー、ベッサを買うか、持っていないと駄目です。

ライカビット症候群の麻酔として最も格好いいのがCANONのレンジファインダーカメラ、VTとⅥTです。このTはトリガーのTで他のVLやⅥLは通常のレバー巻き上げです。A05 マウントはライカLマウントですので、ライカレンズの資産を生かせます。ⅤとⅥは何が違うかと言えば、主にファインダーとシャッター速度ダイヤルで、Ⅵはパララックス補正がつき、シャッター速度が持ち上げるて指標を合わす方式からただ回すだけで良くなりまた。完全にバルナック型を遙かに超え、M型ライカと良い勝負をしています。このトリガーレバーの底蓋は固定されていて取ることは出来ません。これ以前のバルナック型タイプのCANONには取り外すことの出来るトリガーワインダーがありました。ライカピストルのようなものではなく、ライカビットを小さくしたようなものです。ある意味そちらのバルナック型CANONの方がライカビットに近いかもしれません。

007 処方箋の最右翼としてはリコー35S、リコーS2です。他にも色々な名称であります。これまでのような真横に引くタイプではなく、レバー巻き上げのように円を描くのですが。これが結構やみつきになります。なかなかカメラのスタイルも格好良く出来ています。

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2008.05.12

ライカではないのですが、フォクトレンダーのビテッサです

Vitessa01_3 フォクトレンダーのビテッサ買いました。正確にはビテッサLという機種で、ちょうどライカM3が発売になったと時に登場したモデルです。ジャンル的にはスプリングカメラにはいると思われますが、ちゃんとレンジファインダーも付いてます。このビテッサLはフォクトレンダーが製造したスプリングカメラの最終機種で、露出計を外したビテッサⅢもセカンドラインであります。フォクトレンダーのレンジファインダーの最高機がプロミネントなら、ビテッサはスプリングカメラの最高機でしょう。大変プリミティブでさわって楽しいカメラです。

Vitessa02_3 特徴はプランジャーと呼ばれる煙突のような突起物です。これを押し込むことでシャッターチャージとフィルムを送ります。ビテッサの初期型はプランジャーを押し込む力を少しでも軽くしようと巻き上げの際フィルム圧板が後退する機能が付いてました。

蓋を閉じると、右のようになります。プランジャーも畳めます。開くときはシャッターボタンを押します。この時勢いよくプランジャーが伸びますので手で押さえてゆっくりのばした方がよいようです。レンズ部もガコっと勢いよく飛び出しますので手で押さえてゆっくり出します。これ、すべてのスプリングカメラの基本なり。

右側の真ん中にある窓がフィルムカウンターです。これがくせ者で、フィルムを交換する際にニコンFのように底蓋と側面がすべてはずれますが、この時にフィルムカウンターをいじっておかないと後から外部から操作する術がないのです。

Vitessa03 背面です。左側の丸窓がファインダーでちゃんとパララックス補正する優れもの。ファインダーの見えはM型ライカに比べると劣る。バルナック型ライカのようなもの。でも測距は一眼式です。

真ん中右よりにあるダイヤルが、ピント調整です。一番右側の丸ボタンは下記の露出表示板の切り替えダイヤルです。

Vitessa04_2 右写真が上からのものです。上記したピント調整リングを回すとアクセサリーシュー右の丸い円盤が回って距離を表します。被写界深度も教えてくれます。右側が露出表示板です。セレンで電池は不要です。ビックリしたのは今でも生きていたと言うことです。まあだいたいですけど。上記した切り替えダイヤルでフィルム感度対応したA~Fの表示に切り替えます。後は指針が示して数字をシャッター部に移します。フィルムの巻き戻しは底面にあります。

Vitessa05 レンズ部です。下部に数字が並んでいますが、ココの指標を露出計の数字にあわせます。いわゆるライトバリュー方式というやつでこの時代にはやったものです。要はこの数字さえあわせておけば、絞りとシャッタースピードが連動します。シャッタースピードを動かせばそれに吊られて絞り値も変化します。

ココでの写真はいろいろなビテッサのもを使っていますが、レンズはカラースコパー50mmf3.5、f2.8、ウルトロンf2です。シャッターはシンクロコンパー。セルフタイマーも付いてます。レアものとしては、円形絞りのレンズが存在します。

これはとても楽しいカメラです。いろいろな機能が付いてます。さすがに世界最古のカメラメーカーが乗っている時期に作ったカメラだけある。一眼レフからライカを使ってみたときと同じようなインパクトがありました。おすすめします。次はレチナⅢCに行かないとね。

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2005.07.04

M3の№818263をオークションに出しました。

M3の№818263をオークションに出しました。OH品にしてはお値打ちだと思います。全く快調で、がんがん使うつもりでしたがコレクションの整理をしたいため手放すつもりです。ちょっと惜しい気もします。4月にOHから帰ってきたばかりですから。ゲッタペルカの一部の剥がれをのぞけば(そんなに気になるものではないですけど)、除かなくても、中上品ってとこです。ヤフオクです。

売れますかね。気になります。

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名古屋中古ライカの買い方。

正直名古屋で多くの中古ライカを扱う店は少ないですね。この地方で苦心して探すよりは、ネット中古ライカを探った方が賢いです。

問題は実際に手に取れないこと。簡単に中古カメラでよしとするにはこれらのネット販売品をOHのベースと考えること。そうすれば、外観など電話で店員に聞けばいいことです。中身の方はなかなか難しく、例えば巻き上げのフィーリングとか、ファンダーの状態とか口答では判断が難しいです。

OH済みのものしか売ってないところは私のリンクに載っています。中古カメラ屋はごまんとありますが、ねらい目は修理屋さんの販売です。

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2005.07.01

この梅雨に防湿庫

ネット販売の防湿庫を買うことにしました。もう今日届くのです。なんだか知らない間に、レンズやら何やら増えてしまって、これが一生ものだと決めて買ったものですので何とか長持ちさせたいと思ったのです。

いろいろ調べると、適度の湿度が大切で、ライカなんかのゲッタペルカ(M6より前のボディーに張ってある革)は結構乾燥に弱い。これはかなり昔から使われてきたものですから、時々ぺりっと剥がれることもある。これは極上品コレクターにとっては驚異でしょう。まあ適度な湿り気も大切と言うこと。ゲッタペルカでは人の手油くらいが表面の載っているのがちょうど良いとのこと。まあ、既製品で新品の防湿庫ですからその点、乾燥させすぎずしめらせすぎずってとこでしょう。

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