ライカではないのですが、レチナです。
ライカではないのですが、レチナです。特にレチナ2cです。cは小文字です。(メルマガの文字化けの関係で英数字であるべき所で、アラビア数字を使っています)
レチナにはいろいろとタイプがあり、中古市場で最も人気が高いのが3C(写真2枚目)です。Cは大文字で、別名、大窓なんて呼ばれています。
レチナを簡単に説明しますと。ジャンルはスプリングカメラです。蛇腹を利用して、使わないときは3枚目の写真のようにコンパクトになります。1型は距離計の付いていない目測式のもの、2型は距離計付き、3型は2型にセレン露出計をつけたものです。
すべての型に共通のマイナーチェンジがある。ただのレチナ2だったら、ノブ巻き上げ。レチナ2aだったら、レバー巻き上げ。cが付いたら、下部レバー巻き上げのレンズ交換できるタイプ。Cが付いたら、cに35㎜、50㎜、80㎜のブライトフレームが付いたタイプです。他にもbやsとかありますが、まあだいたいこんな物です。
ここで取り上げたレチナ2cは、スプリングカメラの完成系ではないでしょうか?3Cは人気が高いですが、セレン受光部がゴテゴテした感じで、当然露出計の精度も心配です。ライカを始めクラシックカメラが好きな人は露出計なんていらない、なんて人が多いんじゃないでしょうか?
2C(4枚目写真)もありますが、数が少なく、スタイリング的にも野暮ったく2cにはかないません。3c、3Cと2cの差を決定付けるのはレンズです。3型にはクセノンかヘリゴンの50ミリF2が付いていますが、2型のクセノンF2.8がそれよりも高性能なのです。F値が1段暗いので、解放では当然F2.8の方がいいに決まってはいますが、F5.6位の勝負でもクセノンF2.8の方がすばらしいんじゃないでしょうか?
この2cの描写をみて、中古カメラ本をたくさん出版している赤瀬川原平が、ライカレンズ以来の衝撃があったなんて書いていましたが、私も衝撃を受けました。ライカレンズといってもズマールなどではなく、赤エルマー、ズミクロンといい勝負かも知れません。何より値段が安い。最も安いライカレンズが買える値段(2、3万)で、買えてしまう。
感触もなかなかよく、ピントレバーのスムーズさや巻き上げもいい感じです。バルナック型ライカのように境目がよくわからんファインダーではなく、2cでも50ミリのブライトフレームはあるので、パララックスに注意すれば使いやすい。大窓では採光窓を設け、よりハッキリしたフレームである。
このほかレチナのいいところは、素人でも簡単にトップカバーがはずれて、ファインダークリーニング、距離計調整がしやすい(距離計調整については色々なサイトがある)。そして何より使いやすい。蓋が横に開くので、左手グリップがしにくい向きもあるが、慣れてしまえばハンディーカムの要領でホールディングすれば安定感抜群である。以前書いたビッテサもそうだがスプリングカメラ特有の気を遣う箇所がこのレチナには無いのである。
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ライカビット症候群。あると思います。無性にライカビットが欲しくなる病気です。しかし財布が許さない。だってあんなカメラ底部に付けるだけのものが、新品でも中古でも十数万するんですから。質量に対する値段が宝石なみです。
ライカビット症候群の処方箋はあります。一番の近道はエイブラハムソンとか言う人が作った非純正品を使うことです。以前レモン社の広告に出ていたけど、今もありますかねえ。5万円くらいだったと思います。使った人曰く、やっぱり純正のライカビットの方が心地よいと言うことです。
マウントはライカLマウントですので、ライカレンズの資産を生かせます。ⅤとⅥは何が違うかと言えば、主にファインダーとシャッター速度ダイヤルで、Ⅵはパララックス補正がつき、シャッター速度が持ち上げるて指標を合わす方式からただ回すだけで良くなりまた。完全にバルナック型を遙かに超え、M型ライカと良い勝負をしています。このトリガーレバーの底蓋は固定されていて取ることは出来ません。これ以前のバルナック型タイプのCANONには取り外すことの出来るトリガーワインダーがありました。ライカピストルのようなものではなく、ライカビットを小さくしたようなものです。ある意味そちらのバルナック型CANONの方がライカビットに近いかもしれません。





